読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。

ブラックPTA改革に挑み、旧役員とママカーストと戦った元銀座のママと元小学校教師の記録です。

【目 次】


序章

 

第1章「PTA改革 3つの壁」

 

第2章「クレーマー バトル・ロワイヤル

 

第3章「PTAと学校を覆う深い闇」

 

第4章「PTA改革の向こう側」

 

メディアで紹介していただきました!

withnewsさんが当ブログを取り上げて下さいました!


先日の朝日新聞さんの記事に引き続き

たくさんのコメントを有難うございます!


 

「1年で改革するなんて無理」

もちろん、私たちもこの改革が1年でできるとは思っていませんでした。

まず骨子を決め、運用しながら

複数年かけて完成形を目指す予定でした。

退会したのは、退会の実績を作って

他の会員に選択肢を残したかったのと

旧体制のPTAに残ることは、現状を黙認していることになると

判断したためです。

 

「根回しやネゴが足りなかったのでは?」

私が一緒に活動していた会長は”元銀座のママ”です。

つまりある意味、根回しやネゴのプロです。

 

地域の会合には必ず参加し、周囲の学校や自治会の人たちとも

積極的に関わりコネクションを広げていきました。

 

反対派の人たちにも、個人的に何度も話し合い

時にはプレゼントを渡し

終いには家にまで上げてしまうくらいのお人好しです。

 

「1年でPTAの実情などわからない」

この改革案は私と会長だけで考えたものではなく

役員経験豊富な色々な人からの意見をまとめて

作成したものです。

 

…つまり

  • 元小学校教員である私のプレゼン能力
  • 元銀座のママである会長のコミュニケーション能力
  • そして、先輩ママたちの経験力

 

これを合わせても、現状のPTAを変えることができませんでした

 

私ができることはすべてやった。

でも、PTAは変えられなかった。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

 

私が見つけられなかった答えを

このブログをきっかけに

誰かが見つけてくれることを祈っています。

世界の中心で「賛成!」と叫ぶ

f:id:BLACKPTA:20170428231443j:plain

人間の「拒否」に対するエネルギーは凄まじいです。

とくに子育てを経験された方であれば

魔の2歳児と呼ばれる「イヤイヤ期」を体験しているはずです。

 

我が娘も予防接種の時には

看護婦さんを含めて3人がかりで押さえつけても

跳ねのけるほどの

強烈なイヤイヤパワーで大暴れしました(笑)

 

きっと、本能的に「拒否」には凄まじい力があるのでしょう。

 

以前も紹介しましたが、この拒否の力もあってか

「刺激的なデマ」の拡散力は想像をはるかに超えます。

 

 

 

私がPTA改革に取り組んでいる時も

聞こえてくるのは反対派のデマばかりでした。

 

賛成の声が聞こえたのは、改革が否決された後。

それまでも散々改革に反対を唱えていた女性が

否決後の部会でも、執行部への批判を続けていると

今まで黙って聞いていた他の部員の方が

「改革案は否決された。すべて貴方たちの望む通りになった。

これ以上、執行部を批判する必要など無いでしょ?

これじゃあ、ただのイジメじゃないですか!」

と声を上げてくれたのです。

そして、黙って聞いていた他の部員の方からも

拍手が起こったそうです。

 

自分たちのしていた事は無駄じゃ無かった。

届けたい人たちには、ちゃんと届いていた。

感謝の気持ちと同時に

もっと早くその声を聞きたかった…

 

説明会をしても、質問するのは反対の人ばかりで

公の場で賛成を発言してくれる人はいません。

 

 

 

日本人は伝統的に中立を好みます。

賛否の挙手をとっても、半数が手をあげません。

 

【中立】とは「対立するどちらの側にも味方しないこと。また、特定の思想や立場をとらず中間に立つこと。」であって、判断しないことではありません。

 

しかし、いまの日本で【中立】は

判断したくない人、または、考えたくない人の隠れ蓑になっています。

 

ではなぜ、人は中立に逃げるのか?

  • そもそも考えることをしていない
  • 結果に責任を持ちたくない

 

もし、あなたが明確な反対の意思が無いのであれば

ぜひ賛成を示してあげてください。

 

その案を考えるのに、何か月も準備した人達がいます。

ぜひ、一度案に目を通して、拒否の感情が生まれなかったのであれば

賛成してあげてください。

 

彼らにチャンスを与えてあげてください。

机上の空論であれこれ理想論を言うのは簡単です。

それを、実現できるところまで遂行し

実際に行動に移すには、途方もない時間と行動力が必要なのです。

 

それを中立や棄権という形で

否定しないでください。

 

もし、アナタが案に賛成なら

どうか大きな声で「賛成!」と声を上げてください。

 

立案者は批判や拒否の嵐の中で

じっと耐えています。

彼らの耳に届くほどの大きな声で

「賛成!」と言ってあげてください。

 

それだけで、どんな嵐でも耐える事ができます。

 

「賛成!」の花吹雪が吹き荒れる日本になりますように。

 

人は生き方が100%

突然ですが、私は人を見る目があります。

 

私は仕事柄、様々な年代や職業の方とお逢いします。

下は10代から上は70代まで

職業も大手企業の役員経験者から専業主婦

小指に傷持つ元その筋の方まで多岐に渡ります。

健康な方だけでなく、病気で苦労された方にも。

 

そんな中で私は「人は生き方が100%」だと気が付きました。

 

よく『顔が名刺代わり』と言いますが

それは外見で無く、言葉の端々や普段のさりげない仕草にこそ

その人の生き方が出ると感じています。

 

元ヤンで一見近寄りがたい印象すら与えるHさんは

実は誰よりも器用で、製本作業をさせたら右に出る人はいません。

 

猫と小説が大好きなシンママのHさんは

色々な事情を抱えながらも、誰よりも優しく

どんな人とも分け隔てなく

接することができる才能を持っています。

 

本が大好きなSさんは

石原さとみもビックリの校閲力(笑)で

私の膨大な資料を校正してくれました。

 

みんな外見からは計り知れない能力を持っています。

 

私はこの改革でいろいろな人の優しさに触れたのと

同時に、人の醜い部分もたくさん見る事になりました。

 

とくに、今回のPTA改革では

何度も人間の本性がむき出しになる瞬間がありました。

 

  • 形勢が不利になると判断するや、手のひらを返す人。
  • 平気で自己保身の嘘をつく人。
  • 心配する振りをしながら、悪口を聞かせたいだけの人。

 

美しく着飾っていても、生き方は隠せません。

ピンチの時こそ、それまでの生き方がむき出しになります。

 

今朝、私は娘にこれから起こるかも知れない

様々なことを想定して、意を決して話をしました。

 

「もし学校で何を言われても、ママは何も悪い事も、間違った事もしていない

。だから、あなたが謝ることは何も無い。ママは嘘をつかないで生きたいの。」

と。

 

娘はなぜ私がそんな事を言うのか、不思議そうにしていましたが

黙って抱きしめてくれました。

 

PTAでは「子どものため」という大人の嘘をたくさん見てきました。

私は、嘘をつき、周囲に合わせ、影で悪口をいう事が

子どものためとは思いません。

それは、大人自身が集団に属して安心したいだけです。

自分が散々影口を言いながら

なぜ子どもに「影口はいけない」と言えるのでしょうか?

 

私は、私と娘のために嘘のない、恥じない生き方をしたいと思います。

 

 

 

 

 

理解の壁とPTA

f:id:BLACKPTA:20170427064039j:plain

 

言い訳がましく聞こえると思いますが

私はPTAで活動中は

「どんな相手でも粘り強く話せば理解しあえる」

と信じて活動していました。

 

ほぼ毎日のように来る、横暴な意見や無茶な質問にも

感情を出さずに冷静に対応してきました。

 

毎日浴びせられる誹謗中傷や無理難題に

サンドバックのように、ひたすら耐えて誠意を持って対応すれば

きっといつか解かってもらえると信じていました。

 

しかし、現実は甘くありませんでした。

 

耐えれば耐えるほど

誹謗中傷は激しさを増し、デマが拡散されていきました。

 

いちばん悔しかったのは

PTAを勝手に変えるな!という感情論に終始して

改革の内容に触れられることが

ほとんど無かったことです。

 

このブログはPTAの現場で苦しんでいる人が

こんな理不尽な状況にいるのは自分だけではない。

自分がやっている事は間違いではないと

伝えるために始めました。

 

PTA改革は本やメディアで書かれているような

綺麗事ではありません。

 

誹謗中傷、多数派工作、造反と

まさに『政治』の世界です。

 

私がPTAを辞めたあとに感じた様々なことを吐き出すことで

その現実を知って欲しかったのです。

 

この対立を終えて

理解の壁を超えるのは、並大抵のことではありません。

しかし、行動しなければ、なにも動き出しません。

 

私の屍を超えて

だれかがこの理解の壁を越えてくれる日を願っています。

 

 

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

 

 

プロローグ

このブログは、PTA改革が失敗したのをきっかけに始めました。

 

1年間私はこの改革に、文字通り寝食を忘れて取り組みました。

会員からやれと言われた事はすべてやりました。

全校アンケート、意見交換会×2回、役員全体会、説明会×4回、臨時総会

作成した資料は100ページ近くになります。

 

私は、みんなが望むシステムを作れば

PTAは改革できると信じてました。

 

しかし、現実は甘くありませんでした。

 

最大の障壁は

地域の闇に閉ざされた少数の反対勢力

サイレントマジョリティと化した無関心な多数でした。

 

そのような人達にも粘り強く交渉を続けました。

毎日のように来る無茶な質問にも

冷静に論理的に答えてきました。

 

しかし、多くの人は

自分の望む答えしか聞いてくれませんでした。

 

私が我慢に我慢を重ねた結果

暴発したのがこのブログです(笑)

 

ここに書いた事はすべて私の主観であり

当然PTAごとで状況は異なります。

 

文中、かなり過激な表現も用いています。

しかし、これも私が経験から感じた

偽らざる本音です。

 

このブログが賛否を呼ぶのは覚悟しています。

例えそれが否定や批判であっても

このような現実にあえぐPTAもあることを

知っていただければ幸いです。

 

朝日新聞様より取材を受けました!

役員 PTA 無責任

4/24(月)朝日新聞のPTA特集でブログを紹介して頂きました!

私のPTA改革は失敗に終わりましたが

他校の成功例や様々な角度からの事例が掲載されており

これからPTAに関わる

すべての保護者、教育関係者 必読の内容になっています。

ぜひご一読を!

 

www.asahi.com