元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。

ブラックPTA改革に挑み、旧役員とママカーストと戦った元銀座のママと元小学校教師の記録です。

サイレント・マジョリティ その罪と罰

先日話題になった

はあちゅうさんのTwitterでの発言。

 ですが、これはある意味、真実だと思っています。

偏差値とは学歴のことではなく

識字率や読解力において、義務教育の水準に達していない大人が

実は日本には沢山います。

 

アメリカやイギリスで起こっている

post-truth(脱・事実)」(嘘の情報に民衆が扇動される)現象

この偏差値40の読むことや考える事を放棄した

いわゆる「普通の人」が扇動されていて

それは日本にとっても、決して対岸の火事ではなかったのです。

 

 

ボスクレーマーXのターゲットにされた日から
毎日怒涛のデマ攻撃が始まりました。

「PTAを潰そうとしている」
(←潰すつもりなら、時間かけて改編案作らない…)

 

「教職員は全員反対している」
(←学校は完全中立を宣言している)

 

「会長だけが楽をしようとしている」
(←会長職だけが仕事減っていない)

 

「役員や会員の仕事と大変になる」
(←負担軽減って書いてるじゃん…)

 

「PTAを私物化している」
(←こんなブラックな私物いらん)

 

「学校に渡すべきPTA会費を勝手に使っている」
(←PTAの会計報告毎年出してるんですけど…)

 

などなど

よくここまで思い付けるものだと感心するくらいのデマを

毎日長文メールで流し続けたのです。

 

資料を読んで、冷静に5秒考えれば解かる

こんなデマなど誰も信じない。

そう考えていました。

 

しかし、予想は大きく覆されます。

多くの保護者は資料を全く読んでおらず

Xの支離滅裂なメールの最初3行だけ読み

「たくさん書いてあるから、きっと本当なのだろう」

とMのデマを信じ始める人が出てきてしまったのです。

 

それが更なる不安を煽り

「普通の人々」がどんどん扇動されていきました。

 

1人のデマで

不安を煽られ、考えることを止めた人が

どんどん扇動されていき、止められない流れになる。

そして多くの保護者は

サイレント・マジョリティと化し

「誰かがどうにかしてくれる」

と議決することすら放棄し、棄権という思考停止に逃げ込み

結果的には、半数以上の世帯が棄権という状況になりました。

 

これが日本の現実なのだと、まざまざと見せつけられた瞬間でした。