人は生き方が100%
突然ですが、私は人を見る目があります。
私は仕事柄、様々な年代や職業の方とお逢いします。
下は10代から上は70代まで
職業も大手企業の役員経験者から専業主婦
小指に傷持つ元その筋の方まで多岐に渡ります。
健康な方だけでなく、病気で苦労された方にも。
そんな中で私は「人は生き方が100%」だと気が付きました。
よく『顔が名刺代わり』と言いますが
それは外見で無く、言葉の端々や普段のさりげない仕草にこそ
その人の生き方が出ると感じています。
元ヤンで一見近寄りがたい印象すら与えるHさんは
実は誰よりも器用で、製本作業をさせたら右に出る人はいません。
猫と小説が大好きなシンママのHさんは
色々な事情を抱えながらも、誰よりも優しく
どんな人とも分け隔てなく
接することができる才能を持っています。
本が大好きなSさんは
石原さとみもビックリの校閲力(笑)で
私の膨大な資料を校正してくれました。
みんな外見からは計り知れない能力を持っています。
私はこの改革でいろいろな人の優しさに触れたのと
同時に、人の醜い部分もたくさん見る事になりました。
とくに、今回のPTA改革では
何度も人間の本性がむき出しになる瞬間がありました。
- 形勢が不利になると判断するや、手のひらを返す人。
- 平気で自己保身の嘘をつく人。
- 心配する振りをしながら、悪口を聞かせたいだけの人。
美しく着飾っていても、生き方は隠せません。
ピンチの時こそ、それまでの生き方がむき出しになります。
今朝、私は娘にこれから起こるかも知れない
様々なことを想定して、意を決して話をしました。
「もし学校で何を言われても、ママは何も悪い事も、間違った事もしていない
。だから、あなたが謝ることは何も無い。ママは嘘をつかないで生きたいの。」
と。
娘はなぜ私がそんな事を言うのか、不思議そうにしていましたが
黙って抱きしめてくれました。
PTAでは「子どものため」という大人の嘘をたくさん見てきました。
私は、嘘をつき、周囲に合わせ、影で悪口をいう事が
子どものためとは思いません。
それは、大人自身が集団に属して安心したいだけです。
自分が散々影口を言いながら
なぜ子どもに「影口はいけない」と言えるのでしょうか?
私は、私と娘のために嘘のない、恥じない生き方をしたいと思います。
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