元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。

ブラックPTA改革に挑み、旧役員とママカーストと戦った元銀座のママと元小学校教師の記録です。

あなたの主語は何ですか?

昨日の主語の話が分かりにくかったので今日はその補足です。

 

少し前にdocomoのこんなCMが放映されていたのを

ご存知でしょうか?

www.youtube.com

 

「世界は、ひとりの複数形でできている」

 

こんなキャッチフレーズで、アナタの主語を問いかけます。

 

私は「母親」であり

個人事業主」であり

「講師」であり

「社会人」であり

「日本人」であり

「ウオタミ」であり

「ネット廃人」であります。

 

どれも私の大切な一部ですが、常に主語は「私」です。

 

しかし、PTA役員をして他のママと関わる中で

主語が「私」でないママにたくさん出会いました。

 

例えば、会合の日程を決める時。決まって出る言葉は

「主人が…」

「子供が…」

「例年は…」

「他の人は…」

 

そこに「私」はいません。

 

子供や家庭を無視しろと言っているのではありません。

ただ、「私」という主語を無くしたことによって

彼女らは自分で決断することができなくなっていました。

 

ある部の部長だった女性は、会合で意見を求められ

「私の一存で意見は言えません…部のみんなに聞かないと…」

と泣き出してしまった事がありました。

 

部長という役職になったのなら、意見を言って問題無いと伝えると

(古参)部員達から『部長はただの名称でアナタに権限は無い』と言われた

というのです。

 

つまり、責任は押し付けるが権限は一切与えない。

 

そんな状況に長く置かれた事で、彼女たちは自分で考える事を忘れ

空気や強い意見に扇動され、カオナシとなり被害者となりました。

 

いま、私が声を大にして言いたいのは

アナタの主語を取り戻して欲しいということです。

 

他人は関係ない「アナタはどう思うのか?」

 

もう一度問います。

あなたの主語は何ですか?