元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。

ブラックPTA改革に挑み、旧役員とママカーストと戦った元銀座のママと元小学校教師の記録です。

PTAをやめたら人生変わったwww

…までは言い過ぎですが(^^;

PTAを退会して2年目の冬が訪れようとしています。

 

PTA会員の時に呪いのように言われていた

 

「PTAを退会すると子供がいじめられる」

「PTAを退会すると学校に迷惑がかかる」

「PTAを退会するとPTAが潰れる」

 

一切ありません(笑)

PTAを退会して2年目になって確信したのは

「PTA退会の呪いはイメージ商法に過ぎない」という事です。

 

呪いその1~「PTAを退会するといじめられる」

娘の性格やクラスメイトに恵まれた事、先生方の配慮など

もちろん外的な要因が一番大きいのですが

 

まず、忘れてはいけないのは

「どんな理由があっても『いじめ』は許されない」という事です。

いじめが発生すれば、理由は関係なく『いじめた方』の過失です。

 

私は(悪意ある)暴行や窃盗などの犯罪行為が発生したら

迷わず警察に介入してもらいます。

それは、自分が教師をしていて

「教師の仲介だけで、いじめを根本的に解決することは不可能である」

身を持って知っているからです。

 

問題行動を起こしてしまう子は、家庭でさまざまな問題を抱えていて

ドラマのように、教師が家庭に介入して改善する事は現実問題として不可能です。

 

家庭が安定しなければ、結局いじめなどの行為を繰り返してしまうので

一時的に教師が仲介しても、焼け石に水なのです。

 

だからこそ、いじめられないように生きるのではなく

いじめを行う子や家庭には、毅然とした態度で対応する。

これが最も大切であると考えています。

※いじめを行う人はPTAなど関係なく、適当な理由をつけていじめるので…

 

 

呪いその2~「PTAを退会すると学校に迷惑がかかる」

 

PTA執行役員を実際に経験して、PTAが行う活動の全てを1年間見た上で

元教師の私が出した結論。

それは「PTAが無くても学校は困らない」でした。

 

その結論に達したからこそ、PTAを退会しました。

その変わりに、学校が募集するボランティア活動には

仕事の都合がつく限り参加するようにしました。

プール清掃と遠足の交通誘導に参加しましたが

「(PTA活動は)学校のため!子供のため!」と声高に叫んでいた人は

一人も参加していませんでした。

 

つまり、PTA活動に参加しているのは、学校のためでも、子供のためでもなく

「周囲の目を気にしているだけ」という事がよく解りました。

 

呪いその3~「PTAを退会するとPTAが潰れる」

残念ながら、まだ潰れていません(笑)

むしろ潰れた方が喜ぶ人が多いと思うのですがw

 

 

以上の事から、改めて解かるように

「PTA退会の呪いはイメージ商法に過ぎない」という事です。

 

重要なのは「周囲の声に惑わされない」。これだけです。

私と意見が違う人がいるのは当たり前。

PTAが必要という人に、退会しろと言うつもりは毛頭ありません。

『心配』という名の「PTAに都合のよい呪い」に振り回されなければ

不毛な愚痴に悩まされる時間や

”例年”という言葉だけで続く謎の活動の時間を

「学校のため、子供のため」に使えます。

 

全てはアナタの心が決める事です。

アナタは誰のためにPTAを続けているのですか?