元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。

ブラックPTA改革に挑み、旧役員とママカーストと戦った元銀座のママと元小学校教師の記録です。

バッシングは突然に

本部役員8人中

ワーキングママ4名 + シンママ1名 + 元ヤン1名 +  パパ1名 + 乳児連れ1名

全員初役員。異例ずくめのPTA執行部の誕生です。

 

PTA会長(元銀座のママ)と私には共通した目標がありました。

その当時、菊池桃子さんの発言で注目を集めていた

「PTAの任意周知(入退会の自由)」です。

 

しかし、現状のPTAシステムは

部による仕事量の差が大きく、楽な役職をみんなが奪い合い

キツイ役職をくじ引きでなすりつける…

役員決めの懇談会は、まさに地獄絵図となっていました。

 

現状のまま、入退会の整備を行えば

大量の退会者が出て、PTAが存続できなくなるかも知れない。

そこで考えたのが「選ばれるPTAとなるシステムを作る」ことです。

 

そこから改編案作成の始まりました。

毎週末、有志が集まり現状の仕事を洗い出し

他校のPTAのシステムなどを参考に

理想のPTAづくりがスタートしました。

 

苦心の末、大枠が決まり

改編案の概要資料を保護者に配布する日が来ました。

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このシステムが運用できれば、格差が無くなり

ワーキングママやあらゆる人が活動しやすくなる。

みんなのために!と作った改編案に返ってきた反応は意外なものでした。

 

「だれの許可を得て、こんなこと決めてんだ!」

 

楽な役職を死守したい保護者と、自分たちの過去を否定されたと考えた

旧役員による猛烈なバッシングがはじまったのです。

 

 

 

七人の敵がいる (集英社文庫)

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