元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。

ブラックPTA改革に挑み、旧役員とママカーストと戦った元銀座のママと元小学校教師の記録です。

集団心理(内部圧力)とPTA

日本でいう「良い子」の基準は

  • 友だちがたくさんいる。(信頼ではなく人数)
    「集団であること」


  • 先生の指示に従う。(指示の内容は重要ではない)
    「反論しないこと」


  • テストで出題者の要求する内容を回答する。
    (優劣の判断基準は出題者)
    「同調すること」
     

 つまり、日本における教育とは

「命令する側」と「従う側」という

主従関係のもと成り立っています。

 

これは、会社や地域

そしてPTAでも例外ではありません。

 

集団心理と内部圧力

みなさんはマズロー欲求段階説をご存知でしょうか?

f:id:BLACKPTA:20170205100633j:plain

f:id:BLACKPTA:20170205100841j:plain

 

 

第1段「生理的欲求」:衣食に困らない

第2段「安全欲求」:住まいなどの安全が確保される

第3段「社会的(帰属)欲求」:集団に属して安心する

第4段「尊厳(自尊)欲求」:集団内で地位を得たい。他人から認められたい(=承認欲求

第5段自己実現欲求」:(他人に何を言われても)あるべき自分になりたい

第6段「利他行の実践」:ただ他者のために生きる

 

人間の欲求を段階的に分けたものです。

そして、多くの日本人が

第3段の「社会的(帰属)欲求」で止まっています。

  • みんなと違うのは可哀想
  • 仲間はずれにされてしまう
  • 一人は恥ずかしい

集団から阻害される事を、大人も子供を極端に恐れます。

それはやがて極端な内部圧力を生みだします。

 

集団と違う人間は許さない。許されない。

 

今回のPTA改革でも、

賛成派だった人達が、総会の反対派の数に圧倒され

反対に造反するという現象が起こりました。

 

これは、経済的な状況や学歴には関係しません。

大人でも集団から抜け出せない

精神的に未成熟な人が

現在の日本にはたくさんいるのです。

www.motivation-up.com

ameblo.jp

 

 

 

マズローの欲求階層説

マズローの欲求階層説