PTAやめたの私だ
1年間のPTA改革の末
最終的に私はPTAを退会しました。
退会を選択した理由は
- 退会者の実績を残し、他の会員にも選択肢を残すため
- 来年度の会長にPTA改革反対派の人物が就任する事が確定したため
- 自分がこれ以上、本校のPTAに対してできる事は無いと判断したため
です。
退会者の実績を残す
多くの学校で最大のハードルとなるのが
「入退会の自由」です。
私個人としては、このハードルだけ超えて
選択の自由が確立されれば、ブラックPTAは健全化できると考えています。
しかし、多くの場合
「退会者を1人でも認めればPTAが崩壊する」
という内部圧力により入会の自由どころか
退会の自由すら与えられていません。
法令遵守の考え方に基づけば
任意団体であるPTAへの強制加入は
完全に違憲であり、入退会の自由はすべての会員に保障されるはずです。
(冷静に考えれば、入会届もないのに勝手に会員になっていること自体、異常な状況ですよね…)
しかし、PTAに法令遵守を解いても
「例年(全員加入)してきたこと」
「退会者を出せば他の人に何を言われる判らない」
と感情の水掛け論となり、話が進みません。
そこで私が考えたのは
学校をストッパーにする事です。
多くのPTA活動は学校内で行わます。
学校で行われる全活動は、当然教育活動とみなされます。
PTA非会員に対して差別的な行為を学校に要求することは
教育基本法第4条
「すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。」
に反する行為となります。
以前も書いたように
学校とPTAの関係性は
さながら企業と893のようなものです。
PTAに責められれば学校はNOとは言えません。
しかし、そこに法を挟めば
PTAの意向に反するのではなく
いう言い訳ができて、学校の協力も得やすいのでは?と
考え、以下のような内容証明を校長宛てに送りました。
これは私にとっても大きな賭けです。
これが正解かどうかは、まだ判りませんが
一つの布石になったのは確かです。