元銀座のママと元小学校教師がPTA会長になって、ブラックPTAの改革に挑んでみた。

ブラックPTA改革に挑み、旧役員とママカーストと戦った元銀座のママと元小学校教師の記録です。

戦い方は一つじゃない

すでに放送は終わってしまったのですが

学校が抱えるリアルな問題を、法律を使って解決する。

(※多少のファンタジー含むw)

非常に爽快で、考えさせられるドラマでした。

 

そのドラマに出てきたセリフ

「戦い方は一つじゃない」

今回、私はこのセリフを体現することになりました。

 

 

先日お伝えしていた学校からPTAへの個人情報流出問題。


学校に投げていた質問状の回答が、文書と口頭でありました。

退会者(非会員)の情報の取扱いについて

  • 名簿を閲覧した保護者に対して、情報を口外しない旨の誓約書を取る
  • 今後、学校からPTAへの名簿提供はしない

 

情報が第三者に悪用された場合の責任について

  • 誓約書を提出した保護者が犯人だった場合は、その保護者の責任
    →これに関しては、学校にも流出させた責任があると考えます。

 

本人の同意のない個人情報の適用について

  • 今回のPTAへの個人情報の提供は、市個人情報保護条例に沿わない取り扱いであった。心よりお詫び申し上げる。
    個人情報保護法ではなく条令違反とした所に、正直「作意」を感じますが、どちらにしろ、法的にアウトと認めたので、ここは受け入れました。
    【追記】
    ご指摘があったので、確認したところ、『教育委員会保有する個人情報の取り扱いについては、各地方自治体の個人情報保護条例が適用され、地域の団体等が保有する個人情報の取り扱いについては、個人情報保護法が適用されます。』

    http://manabi-mirai.mext.go.jp/document/3607.html
    法的にアウトと言う意味で同じですが、訂正いたします。

  • 今後、法令に触れることの無いよう学校として対応していく。

 

以上。

上記の内容は、校長、教頭の転出入に関係なく、学校として永年的な対応とし、他の教職員にも共通認識を図る。

 

これらの内容を文書と口頭(録音済み)でいただきました。

 

つまり、PTAは自分たちで加入者の情報を収集し、名簿を作成することになり

これで事実上、「任意加入」を行わざる負えない状況になりました。

 

一昨年、執行部役員となり、

莫大な時間と労力を使い、誹謗中傷を受けてもできなかった

「任意加入」が結果的に成立することになったのです。

 

 

恐らく、PTAの反発は凄まじいでしょう。

しかし、学校は絶対に名簿は出せません。

なぜなら、訴えられるのは「学校」だからです。

 

普段、学校のため!子供のため!

と詭弁を吐いているPTA役員たちが、どんな汚い言葉を使って

学校に名簿の提供を迫るのか見ものです(笑)

 

ただ、冷静に考えてみてください。

学校に教えて貰わないと、会員の名前すら知らない組織って

どんな組織なんでしょう???

 

いい歳した大人が集まって、名簿も作れないって考えられますか?

 

非会員の私が、自分の個人情報を守るために行動した。

それが、結果的にPTAを変えるかも知れない。

 

そう、「戦い方は一つじゃない」